Don't be lame(ダサくなるな。)

フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)

以前Amazonで注文して1、2か月寝かしてからやっと読み始めたfacebook創業者マーク・ザッカーバーグ氏のドキュメンタリー本です。


525ページのものすごいボリュームでFacebookがどう生まれ、どう発展していったのかを詳細に追っていてイメージし易く読む事が出来ました。

僕がfacebookの凄いと感じたところは以下の通りです。
・これだけ若いCEOなのに、常に長期ビジョンを見据えて冷静に考える事ができた。
・買収話には目もくれず、ひたすらユーザーの体験満足度を如何に上げるかだけを最優先に考えていた。
ハーバード大学からスタートし1年半ほどでアメリカのほとんどの大学を虜にし、規模を拡大していったスピードと戦略
・元ナップスターCEOショーン・パーカーを始めとした豪華すぎる経営陣とVC等との交渉力
・ビジネス=即お金儲け ではなく、このサービスによって社会をどう変えていくのか?という次元で考えていた
(実名登録のSNSを作ることでこれからの社会の情報はどんどん透明性を増していくだろうと予想)

とにかく目先のお金とか名誉とかには目もくれず、ひたすらユーザーにとって良い物を作り続けたからこそ、逆に(?)成功出来たんだろうな。と読みながら強く思いました。

facebookが規模を拡大しビジネスとして収益を上げ軌道に乗るまでには、常にかさみ続けるサーバー代や管理費に圧迫されながら資金をどう集めるかが問題となっていたようです。しかしアメリカスケールでけえ…「5000億ドル」「25億ドル」という金額が出るたびに「えっと…0を2つつけて…あ、でも今円高だからな…」という流れを一人で何回やったことかw

「クール」でいたいです。

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